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2007/08/04

「風の影」

タイトルに惹かれ、書店で何気なく取った本。
帯には「世界37カ国で500万部突破」と大きく書かれている。
作者はカルロス・ルイス・サフォンと、正直全く知らない作家。
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内容はスペインの内乱前と、その後数年間を生きた謎の作家フリアン・カラックスが残した本をきっかけにその過去に取り憑かれた主人公の少年ダニエル。古書店主の父、ダニエルに誘われてその店員となるフェルミンの他、彼らをとりまく大勢の人達が登場する。
内乱前の1900年代前半と内乱が終わった1940年代、そして舞台となっている50年代からと、バルセロナを舞台に3つの時代を行き来しながら進行する為、沢山の登場人物となるんだろうが、この辺りはまさにR・ゴダード並みの多さで、最初はその名前を覚えるのが大変(^^;
何しろ主要人物だけでも30人近い。
救われるのは、その登場人物が多彩で性格もかなり違う為、一度頭に入れてしまうと後はすんなり理解出来る事か。
もう一つ、ラテンの言葉ってどうしてもこうなるのか、訳のセリフが少しオーバー気味だったり、持って回った様な表現も多々有り、最初は結構取っつきにくい。
しかし、この小説はそれらを除いても有り余る魅力で、大長編を難なく読ませてしまう。

芸術の街、古都バルセロナで起こっていた過去の経済発展と内戦、そして陥落。
その後フランコ総統の独裁政権が始まるのだが、その後の混乱しながらも復興をして行くこの街を思い浮かべながら読んでいった。
37カ国500万部と言う宣伝文句はともかく、読んで後悔しない内容。まさに原書で読めないのが悲しい。

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