今夜の安ワイン(1/30)
Qちゃんに会える丸亀ハーフを前にして、景気づけにワインを。
飲んだのは[2005]シャトー・ド・ビロ(プルミエ・コート・ド・ボルドー) \1,875。
少し前にエノテカで買ったセットの内の1本。
殆ど聞いた事のない造り手だけど、販売店によると、殆どがフランス国内の固定客向けに消費される為、日本に余り入って来ないとか。
でも、それじゃずっと入らなくても当たり前なのに、何故にこの優秀ビンテージが入るのか・・・?(^^;
ま、宣伝文句なので話半分に聞いておくのが正解だろう。
さて抜栓。
色は紫が強く、割りと濃いルビー色。
裏のラベルはメルロー73%、カベルネ ソーヴィニョン17%、カベルネ・フラン10%となっている。
いつも思うんだけど、セパージュってどうしてみんな違うんだろう?
中にはビンテージ毎に割合を変える造り手もいるし、サンテミリオンの様に、単種1本で作るシャトーもある。
そして73%と言う微妙な数字(笑)。70:20:10ではダメなんだろうか(笑)。
と、そんな事考えても始まらないので、一口味わう事に。
香りは赤系の果実に樽香が少し、それにハーブの様な好ましい薬草の香りが若干。
全体的には、しっかりと香りが感じられるけど、強く立ち上ると言った感じではない。
味は、フルーティーの中にスパイスが感じられ、思ったよりまろやか。
もう少し骨格が強そうな印象が有ったけど、そんな事はなく、口当たりも良いしタンニンもスッキリ。
但し、余韻が弱く、飲んでしまうと印象がぼけるのが残念。
悪くはないけど、もう少し個性が有っても良いのではと思う。
冒険はせず安定感もあって、良く言えばボルドーの正統派。でも、それ以上にはなれないし、平凡と言えば平凡。
フランス国内の固定客向けと言う事だが、何となくその理由が分かった様な気がする。
これ位なら、2,000円近く出さなくても沢山有ると思う。
72点
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